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2022.03.25

VIOに黒ずみができる主な6つの原因

1. ムダ毛の自己処理によるダメージ
VIOのムダ毛をカミソリや毛抜きなどで処理すると、
表皮や毛穴まわりに大きな負担がかかります。
特にVIOは他の部位に比べて皮膚が薄いため、
一回あたりに受けるダメージは決して少なくありません。

さらに、カミソリや毛抜きを使った自己処理は効果が長持ちしないので、
ターンオーバーが行われる28日間で繰り返しお手入れする必要があります。
その結果、ケラチノサイトには一度のターンオーバーで排出ができないほどのメラニンが蓄積されてしまい、VIOが黒ずむ原因になるのです。

また、カミソリや毛抜きを使った自己処理を繰り返すと、
乾燥や肌荒れによって角質が肥厚化し、埋没毛が発生しやすくなります。

2. ボトムスや下着による摩擦
肌を締めつけるほどきついボトムスやショーツを着用していると、
動くたびにVIOがこすれて刺激を与えてしまうことに。
特に肌触りの硬い生地や、化繊生地の下着は摩擦が発生しやすく、
慢性的にメラニンが生成される原因となるでしょう。

VIOの黒ずみがショーツのラインに集中している場合は、
普段履いているボトムスやショーツの見直しが必要です。

3. 生理用品による蒸れやかぶれ
月経時に使用する生理用ナプキンの多くは、
シートの表面にポリエチレンフィルムを使用しているほか、
経血の吸収体に高分子ポリマーを採用しています。
どちらも石油で作られた素材ですが湿気を含みやすく、
ナプキン内が蒸れやすい傾向にあります。

もともと月経時は皮膚がデリケートになりやすい時期ですが、
蒸れによってさらに肌が敏感になると、メラニンが大量に発生する原因となります!

4. デリケートゾーンのごしごし洗い
VIOが黒ずむ原因の一つは毛穴の汚れですので、
デリケートゾーンを清潔に保つことは黒ずみ対策になります。
しかし、汚れを徹底的に落としたいからといって、
力任せにデリケートゾーンをごしごし洗ってしまうと、
過度な刺激が加わってメラニンの発生を引き起こしてしまいます。

また、ごしごし洗いによって、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうと、
乾燥による角質の肥厚化が起こり、
埋没毛の原因になることもあるので注意しましょう

5. 加齢によるターンオーバーの低下
肌のターンオーバーはおよそ28日周期で行われていることについてご紹介しましたが、
加齢によって新陳代謝の機能が低下すると、
ターンオーバーが正常に行われなくなる可能性があります。
ターンオーバーの機能が低下すると、古い角質がうまく剥がれ落ちず、
メラニンによる色素沈着が起こりやすくなります。

さらに、古い角質が毛穴をふさいでしまうと、内部に余分な皮脂や汚れがたまって酸化し、黒ずみ毛穴の原因になってしまうのです。

6. ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンには、エストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンと、
プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの2種類があります。
これら女性ホルモンは、通常は月経周期に合わせて増減を繰り返していますが、
妊娠すると分泌量が大幅に増加します。

女性ホルモンにはメラノサイトを刺激する作用があるため、
妊娠中はいつもより黒ずみができやすいといわれている時期です。
出産を終えると女性ホルモンの分泌量は徐々に減っていきますが、
産後は育児疲れやストレスによってホルモンバランスが乱れやすいため、
VIOの黒ずみが後々まで残ることがあります。

なお、ホルモンバランスの乱れは加齢や生活習慣によって起こることもあります。