VIOに黒ずみができる仕組みとは?
VIOに黒ずみができる根本的な原因は、大きく分けて3つ!
それぞれ対処法が異なりますので、
まずは自分の黒ずみの原因はどこにあるのかチェックしてみましょう!
1.メラニンによる色素沈着
メラニンとは、表皮と真皮の境目にあるメラノサイトと呼ばれる
色素細胞で生成される褐色の色素で、
肌を紫外線や摩擦といった外的刺激から保護する役割があります。
表皮が何らかのダメージを受けると、メラノサイトに信号が送られ、
メラニン色素を生成されます。
メラニンは細胞内にあるメラノソームという小胞に蓄積されたあと、
メラノサイトの先端から表皮細胞(ケラチノサイト)に渡され、
外的刺激から肌を守る仕組みです。
外部からの刺激がなくなると、メラニン生成はストップしますが、
すでに作られたメラニンはそのままケラチノサイト内に留まります。
通常であれば、およそ28日のサイクルで行われる肌のターンオーバーにより、メラニンは古い角質と一緒に剥がれ落ちていきますが、
外的刺激が慢性化していたり、何らかの理由でターンオーバーが乱れたりしていると、ケラチノサイト内のメラニンがうまく排出されなくなります。
その結果、ケラチノサイト内に蓄積したメラニンが沈着し、
皮膚が黒ずんで見えるようになるのです。
メラニンは顔のシミ・くすみの原因ということは広く知られていますが、
実際は全身の至るところで生成されるものなので、
脇やひざ、そしてVIOの黒ずみもメラニンの大量生成・蓄積が主な原因となります。
2.埋没毛・剃り残し
VIOのムダ毛をセルフケアしていても、剃り残したムダ毛が毛穴から覗いていると、全体的に黒っぽく見えてしまうことがあります。
また、度重なる自己処理によって皮膚がダメージを受けると、
角質の硬さと厚みが増し、ムダ毛が毛穴の外に出られなくなってしまう場合があります(埋もれ毛)。
外に出られなくなったムダ毛が皮膚の中に埋もれて埋没毛になってしまうと、皮膚が黒ずんで見える原因となるのです。
3.毛穴汚れ
毛穴に余分な皮脂や垢などの汚れがつまったまま放置すると、
やがて皮脂が酸化し黒っぽい褐色になります。
酸化した皮脂は粘性が強く通常の汚れより落ちにくいため、
毛穴の黒ずみが慢性化しやすい傾向にあるのです。
特にVIOは自分で汚れをチェックしにくい場所なので、
正しい方法で丁寧に洗浄しましょう。